Japan Technical Carpenters Association

平成29年新春のご挨拶

一般社団法人 日本建築大工技能士会

会 長  関 野 美三夫

 平成29年の新しい年を迎え、皆様のご健康とご繁栄を心からご祈念申し上げます。併せて、関係各位の皆様には、平素から本会の運営、事業活動に対しまして多大なるご支援、ご協力を賜り、厚く御礼申し上げる次第であります。

 さて、本会は昭和39年11月25日、東京九段下の九段会館において全国の木造建築大工関係者500余名が結集し、田辺泰早稲田大学理工学部名誉教授を会長として、日本建築大工技能士会が設立されました。
 その後、労働事務次官、内閣官房副長官等を歴任された二代目の道正邦彦会長時代の昭和57年9月11日に社団法人となり、更に平成25年4月1日から一般社団法人に移行して今日に至っております。

 顧みますと、初代田辺会長、2代目道正会長の後任として私が3代目会長に就任し、設立以来53年を通して諸先輩の弛まぬ努力により多くの功績と実績を残し、今後も偉大なる諸先輩の教えを守りながら技能検定、技能振興及び職業訓練並びに大匠棟梁認定制度(大工さんセンター)を普及し、建築大工技能士の後継者の指導育成に向けて会員一同英知を出し合い、努力を重ねて参りたいと存じております。

 ご高承の通り、少子高齢化に伴う人口の減少と共に、建築大工の後継者も減少し、更にはプレカット工法等の普及のため建築大工の優れた匠の技を実践する機会が失われ、技能の継承に危機感を抱いております。
 今こそ会員全員が真剣に現実を受け止め、現役の大匠棟梁が健在のうちに優れた匠の技を教え学ばせなければなりません。匠の技は国の宝です。この宝を守り、継承するため一致団結して頑張りましょう。

 この観点から、本会では若年後継者を対象とした9月の規矩術研修会に続き、熟練技能者を対象とする技術・技能研修会を毎年10月に開催しております。
 第53回技能・技術研修大会は平成29年10月11日(水)から12日にかけて富山県で開催する予定になっておりますので、万障お繰り合わせてご参加賜りますよう、お願い申し上げまして年頭のご挨拶といたします。

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