大工さんの日
11月22日を大工さんの日と制定
(平成12年5月3日に日本記念日協会に登録)
「大工さんの日」と「ポスター」について
平成11年4月に第一生命保険相互会社が調査結果をまとめて発表した。
全国の幼・児童(保育園・幼稚園及び小学校1~6年生)を対象に実施した「大人になったらなりたいもの」のアンケートで、男の子の大人になったら就きたい職業の1位に「大工さん」が選ばれました。子供たちの将来の夢と希望に応えることは、とりもなおさず建築大工業界の発展につながるものであり、早速「大工さんの日」を「毎年11月22日」と制定しました。
制定の事由は、
- 11月は国の技能尊重月間であること
- 11月は十一となり、表意文字化すれば士(さむらい)の月となり、技能士に相応しいこと
- 22日は大工の神様・規矩術の神様といわれている聖徳太子のご命日(誕生日は不詳)にあたること
- 11月22日を図案化すると、11は2本の柱を表し、二十二のそれぞれの二は土台と梁または桁、十は間柱と貫を表して軸組の構造体となり、大工さんとの関係が密接なこと
によります。
建築大工のシンボルとなった11月22日の「大工さんの日」には、日頃の仕事に先ず感謝し、そして技能・技術の更なる習得・向上を誓い合い、子供たちの夢と希望を大切にして後継者の指導育成に尽力してまいります。既に平成12年5月3日、日本記念日協会にも登録、建築大工業界の健全な発展と啓発のためにポスターも作成して努めているところです。